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end dreamer

(Wed)

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 誰もが夢を見てていい
 そんな世の中なら素敵なのに
 

 僕の妄想の中で君は

 「こんにちは、殺しに来ました」
 と微笑む

 まるでパーティーに誘いに来たみたいに
 口説き文句を歌うんだ
 今夜も一緒にどう?
 そんな軽い言葉で

 誰もが夢を見る
 そんな世の中が許されたら楽しいのに

 踊るようにして夢を見るんだ
 きっと溺れて永遠になれる
 そこかしこで脆弱な永遠が始まるのかもしれない

 
 「君を殺しに来たよ」

 そうやって今夜もまた始まる
 僕の夢は永遠だ



 
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焔 (09年度学祭展示作品)

(Wed)

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  焔


  例えれば、僕等の世界は火焔だ。
  吹けば盛り、無表情にだだっ広い。
  例えたらば、僕等は火焔だ。
  世界が在って、君が在って、
  それから僕も繋がっているのだから。
  
  火焔を消し去るのは簡単だ。
  ただひたすらに水を掛ければいい。
  多量の嘘で薄めた、言葉という魔法の水を。
  消えそうな火に、殺傷力などないんだからさ。
  そうしてさっさと、僕等を終わらせてしまえばいい。
  君が願ったのだから、そうすればいい。
  火のようにあどけなく、無意識に生き長らえるのが嫌だと
  確かに君は言ったんだ。
  
  君がそうして欲しいと言うなら、
  僕はこの火を消してみせよう。
  (嘯いただけだよと囁いたら、どんなに気持ちいいだろうね)

  君と僕、
  殺せる優しさを持つのはどちらだ。



  + + + +
 
 実際に学祭で当日2日間のみ展示した

では、

(Sat)

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 死にたいと言わない代わりに、

 殺したいと言ってもいいですか?







what is the color of the snow?

(Sun)

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 まったく笑ってしまう

 僕と君は、まったく同じ距離だけ離れて
 まったく同じことを思索するんだ
 見えない答えをでっち上げる君と
 見え透いた答えを沈黙で囲う僕と
 思うに僕等は正反対なんだ

 黒を見て白と言うように
 黒を見て黒だと言わないように
 僕等は上辺をなぞって手を繋ぐ
 
 腐れかけの果実のような芳香に
 甘く甘く溺れゆく
 手を伸ばせば助かるものを
 僕等はそうしないから嘘をつくんだ

 嘘で成り立つ会話にだって
 ちゃんとした意味はある
 自分を守れるじゃないか
 お互いをずたずたに切り裂いて
 僕等はいつでも傷ついてばかりなんだ
 
 だから僕等は天秤と同じなんだ
 倒れないようにするには均衡を保たなければならない
 二人一緒に倒れてしまわないよう
 同じだけ傷ついて
 それからその分傷つけ合う
 言葉は僕等の楯であって
 平等に傷つけ合うための槍なんだ

 
 僕と君は正反対だ
 同じように空を見上げても
 僕と君とでは見える物が違うように
 
 だからこそ、
 僕と君は似ているのかもしれないね

 そこに見える物が偽物であることに
 違いはないのだから

 (僕にとって偽物の世界なら、きっと君にとってもそうなのかもしれない)

 そうして僕は嘯きながら、
 今日も君が贋物でないことを願うんだ。
 
 
 (君は誰? 本当はなに?)


 +++
 
 お散歩に行きましょう、
 黒い雪が降り積む町に。

 沢山の嘘を摘んで、
 綺麗なお飾りをつけて
 沢山の篭一杯にして、
 貴方に捧げましょう。
 
 今日も、明日も昨日も
 貴方に沢山沢山捧げるの。

it

(Thu)

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  それが増えるたびに
  僕は救われる
  それが増えるたびに
  僕は堕ちてゆく
  
  それでもいいんだ
  それは僕を安らげてくれるから
  恐くなんか無いよ
  まるでそれは贋作の頭痛薬だから

  それが在るから
  僕は今日も生きていける
  それが在るから
  僕は今日も傷ついて生きる

  それでもいいんだよ
  お陰で生きていられるから
  それでいいんだ
  僕は傷ついてしか生きられない

  気づかないふりをしていたって
  本当は解ってるんだからしょうがないけれど
  それでも嘘って居心地がいいものだからさ
  仕方ないんだよ
  こればかりはね

  所詮贋作だから
  頭痛薬のような効果はないし
  そういえば 
  効き過ぎて困ることもあるけど
  それでも僕の心を落ち着かせてくれる



 






  だけど全部”それ”が教えてくれた
  心優しい嘘だから

  生きたいなんて汚い言葉も

  僕が作った贋作なんだ







  + + + +

  それは生きていくために必要なこと
  裏返せば死ぬために必要なこと
  私をなだめすかすのに一生懸命で
  私を騙すのに一生を賭ける
  それは私を傷つけるし
  私は傷つけば傷ついたほど
  安楽に生きられる


  それは悲しくて
               嬉しくて
      辛くて
               楽しくて
        それから痛い

  それは多くを私に与えてくれて。
  つまるところ
  痛いと感じられて初めて
  生きる価値は生まれるんだ

  だからこそ
  私はそれが無くては
  死ぬことも出来ない

  そんな廃棄物にもなりきれない
  屑に必要なものって
  必要な言葉って

  なんだと思う?