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anxiety

(Sat)

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 石畳に落ちる濃紺の影を
 追いました
 風の匂いが立ちのぼり ふわり
 ひるがえって
 わたしの胸を焼く

 ひとつふたつ
 数を数えるばかりの道は
 どこに続きましょうか
 憂鬱な目だって
 年は取るのです

 決して豊かでなくていい
 傷つけず また
 傷つかず
 ひっそりと生きられたなら

 ひとつふたつ
 影を踏んで
 知らないうちに
 こんなところまで来てしまいました

 独りでいたって年は取るのです
 風の匂いは立ちのぼり
 濃紺の影の間を駈けて
 朝を迎えにいく