水底 2013/12/18(Wed) Posted in 詩 2 Comments 晴れた日にだけ あなたと会える シンと寝静まって やすらかな停滞に安堵 手の冷えるままに歩くの 今夜は、ね、呼び留めないで 月にまで飛んでいけそうな気分だから 揺らめく空に 吐き出した泡の軽さと言ったら これっぽっちの空気で 生きていけるなんて 晴れた日にだけ あなたと会える 揺らめく空に 映ったあなたの影を わたしはそっと抱きしめる 今夜は、ね、たった一口の空気で こんなにも満たされてる スポンサーサイト