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福音

(Mon)

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 ぬるい日差しに指を絡める
 さらりとこぼれ落ちる
 しろい しろい光

 これがきっと幸せというものね
 満ち足りた白
 恐れを知らぬ白
 なんて かなしい
 見つめる指先の
 灰に濡れた
 はずかしさ

 完全という言葉に怯え
 わたしは後ずさる
 それでもいいなんて言ったから
 わたしは逃げたのだ

 ぬるい日差しに指を絡める
 完全な約束なんてできないから
 逃げるしかないじゃない

 逃げて
 にげて
 後はもう祈るだけ


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Comments

Re: No title

By 水無月 燐(Thu)URL

つきしろさん
もちろん忘れたりしないです、お久しぶりです!

昔と比べると大分細々とですが、なんとかここに居座り続けています。こんな風に誰かに思い出してもらえるなら、それが一番いいなって思います。特に、わたしの方が忘れられちゃったかなって思ってたから……!

ありがとうございます。好み、って言っていただけるのが一番嬉しいです。自分でも少し気に入れたから、なおさら……
そしてあわよくばつきしろさんの創作意欲に繋がりますように!なんて(笑)
時々サイトを覗いているのはわたしも同じです。好きだなあ、って思って帰ってきて、よくぼんやりしています(?)

今後も細々と続けていくつもりなので(笑)つきしろさんもぜひ細々と続けてください。時々また見つけていただけたら嬉しいです(*^O^*)

No title

By つきしろ(Tue)URL

お久しぶりです。
覚えていますか?
なんて、ありふれた言葉ではじめてみます笑

時々ふらっと燐ちゃんのブログに立ち寄ってみているつきしろです。わたしがブログをやめて(また細々とやったりしてますが笑)結構経つけど、こうやって燐ちゃんが同じ場所で書いているのをみるとなんだか安心します。
今日はこの詩がすごくいいなあと思ったので思わずコメントを残しています。

これがきっと幸せというものね/満ち足りた白/恐れを知らぬ白/なんて かなしい/見つめる指先の/灰に濡れた/はずかしさ

完全という言葉に怯え/わたしは後ずさる

この部分がとくに好きだなあと思いました。ことばの響きがわたし好みで、どきどきしました。こういう素敵なことばに触れると自分も書きたくなります。しかし、もうなかなか書けなくて……大人になんてなるものじゃないですね笑

燐ちゃんも現実ではいろいろあると思うけど、無理のない程度で書くことを続けていってください。
それでは失礼しました(*^_^*)

Re: No title

By 水無月 燐(Wed)URL

たぶんそれに近いことを書こうとしていたと思います
少し言うならタイトルの通り、若干キリスト教における神さまとわたし、を考えながら書いていた気がします。

これはわたしの好きな書き方なのですが、文章に起こしてしまったら簡単なことを、ぼやかして遠回しに詩にすることが多いです。タイトルでわかりやすくしてみたり……とかなんとか
はっきりと言いたいこともないわけではないけれど、そこに帰着するような遠回しの言葉を好きなように選んでいる、という感じになればいいなと思っています。
逆にショートショートは書けないなあ……と思います;;


No title

By ポール・ブリッツ(Sat)URL

夫か恋人を亡くした女性の詩と読みました。

指先に白い光がからみつくところなんかぞくりとしました。

逃げても逃げても、自分の中にあるなにかがそれを忘れさせてくれない、そんななにかを深く感じさせる作品だと思います。

いわくいいがたいなにか……それをえぐり取るのが『詩』なのかもしれません。ショートショート書きにはできないことであります(汗)

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